
こんにちは。南日本ハウスグループの南日本開発㈱【みなみの解体】です
~2025年、見積書を見て驚かないために知っておきたいこと~
「解体ってこんなに高かったっけ?」見積書を見て驚かれるお客様が近年増えています。
実はここ数年、解体費用は全国的に右肩上がり。その背景には、私たちの暮らしや世界情勢まで影響する「見えないコストの高騰」が潜んでいるのです。
今回は、**なぜ解体費用が上がっているのか?**その内訳と背景を、プロの視点でわかりやすく解説します。
■ 1. 【処分費】産業廃棄物の処理コストが急上昇
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中国が廃プラ輸入を停止(2018年)した影響で、国内の処理施設がひっ迫
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焼却・埋立の処理費(廃棄物処分)が年々上昇中(特にアスベスト含有材など)
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分別基準の強化により、混合廃棄物は高額請求されやすい傾向
※平均で1立米あたり1.5~2倍の処分単価に跳ね上がるケースも
■ 2. 【人件費】職人不足と高齢化で“技術料”が増加
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解体業界は若手不足&高齢化が深刻。特に重機オペレーターの確保が難しい
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解体は危険作業が多く、経験者に頼らざるを得ない=人件費が高止まり
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分別作業の手間が増え、1現場あたりの作業時間も増加
※ 人件費は2015年比で約25~30%上昇した地域も
■ 3. 【燃料費】重機や運搬車両のコストが世界情勢に左右
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ウクライナ侵攻などの影響で、軽油やガソリンの価格が不安定
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重機のアイドリング時間や、運搬用ダンプの往復距離がコストに直結
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一部地域では燃料高騰による割増料金制度も導入
※ 1件あたり数万円単位での追加請求が発生する場合も
■ 4. 【環境対応費】「壊すだけ」では済まされない時代
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フロンガス・PCB・アスベストなど、環境配慮が求められる建材が増加
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調査・除去のための有資格者の手配=費用発生
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法改正で調査報告・写真提出などの事務工数も増加中
※ 環境負荷の低い“持続可能な解体”が求められ、価格にも反映
■ 5. 「値切り」よりも「理解」が安心に直結する時代へ
「もっと安くできませんか?」というお声は当然ですが、価格にはしっかりとした安全対策と責任が含まれています。
南日本開発【みなみの解体】では、お見積りの段階で内訳と背景を丁寧にご説明し、お客様に安心していただける“納得解体”をご提案しています。
■ まとめ
解体費用が上がっているのは、ただの値上げではなく、「安全・適正・持続可能な社会」を守るための必要経費でもあります。
大切な土地の第一歩を、正しく理解してスタートするために──
見積書のその“金額”の裏にあるストーリーを、ぜひ知っていただけたらと思います。
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