みなみの解体解体コラム見積もりなぜ高い?解体費用が年々上がっている理由とは

解体コラム

2025.04.24

なぜ高い?解体費用が年々上がっている理由とは

こんにちは。南日本ハウスグループ南日本開発㈱【みなみの解体】です

~2025年、見積書を見て驚かないために知っておきたいこと~

「解体ってこんなに高かったっけ?」見積書を見て驚かれるお客様が近年増えています。

実はここ数年、解体費用は全国的に右肩上がり。その背景には、私たちの暮らしや世界情勢まで影響する「見えないコストの高騰」が潜んでいるのです。

今回は、**なぜ解体費用が上がっているのか?**その内訳と背景を、プロの視点でわかりやすく解説します。


■ 1. 【処分費】産業廃棄物の処理コストが急上昇

  • 中国が廃プラ輸入を停止(2018年)した影響で、国内の処理施設がひっ迫

  • 焼却・埋立の処理費(廃棄物処分)が年々上昇中(特にアスベスト含有材など)

  • 分別基準の強化により、混合廃棄物は高額請求されやすい傾向

※平均で1立米あたり1.5~2倍の処分単価に跳ね上がるケースも


■ 2. 【人件費】職人不足と高齢化で“技術料”が増加

  • 解体業界は若手不足&高齢化が深刻。特に重機オペレーターの確保が難しい

  • 解体は危険作業が多く、経験者に頼らざるを得ない=人件費が高止まり

  • 分別作業の手間が増え、1現場あたりの作業時間も増加

※ 人件費は2015年比で約25~30%上昇した地域も


■ 3. 【燃料費】重機や運搬車両のコストが世界情勢に左右

  • ウクライナ侵攻などの影響で、軽油やガソリンの価格が不安定

  • 重機のアイドリング時間や、運搬用ダンプの往復距離がコストに直結

  • 一部地域では燃料高騰による割増料金制度も導入

※ 1件あたり数万円単位での追加請求が発生する場合も


■ 4. 【環境対応費】「壊すだけ」では済まされない時代

  • フロンガス・PCB・アスベストなど、環境配慮が求められる建材が増加

  • 調査・除去のための有資格者の手配=費用発生

  • 法改正で調査報告・写真提出などの事務工数も増加中

※ 環境負荷の低い“持続可能な解体”が求められ、価格にも反映


■ 5. 「値切り」よりも「理解」が安心に直結する時代へ

「もっと安くできませんか?」というお声は当然ですが、価格にはしっかりとした安全対策と責任が含まれています。

南日本開発【みなみの解体】では、お見積りの段階で内訳と背景を丁寧にご説明し、お客様に安心していただける“納得解体”をご提案しています。


■ まとめ

解体費用が上がっているのは、ただの値上げではなく、「安全・適正・持続可能な社会」を守るための必要経費でもあります。

大切な土地の第一歩を、正しく理解してスタートするために──

見積書のその“金額”の裏にあるストーリーを、ぜひ知っていただけたらと思います。

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