
こんにちは。南日本ハウスグループの南日本開発㈱【みなみの解体】です
庭の木が大きくなりすぎて日当たりが悪くなったり、老朽化して倒木の危険があったり…そんな時に必要なのが「伐採」「伐根」「撤去」といった作業です。この記事では、それぞれの違いや注意点、業者に依頼する際のポイントについて解説します。
【作業の違いと内容】
■ 伐採(ばっさい)
庭木を地面のすぐ上で切り倒す作業。幹や枝葉は分割して運びやすくします。
主な作業内容:
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木の状態や傾きの確認
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枝の剪定・切り落とし
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幹の伐採(チェーンソーなどを使用)
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切り株の処理(※根は残る)
■ 伐根(ばっこん)
伐採後の切り株や地中の根を掘り起こし、完全に撤去する作業。
主な作業内容:
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地面の掘削
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根の切断と除去
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土の埋め戻しや整地(ご希望に応じて)
■ 撤去(てっきょ)
伐採・伐根で出た木材・枝・土などの廃材を現場から運び出す作業。
主な作業内容:
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現場からの運び出し(軽トラやトラック使用)
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処分場での廃棄手続き
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分別作業(可燃・不燃・再資源など)
なぜ伐採・伐根が必要なのか?
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安全対策:古くなった木や枯れ木は倒木や枝折れのリスクがあり、人や建物に被害を与える恐れがあります。特に強風や大雨時には危険度が増し、近隣トラブルにつながることも。
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日当たり・風通しの改善:庭木が茂りすぎると光や風を遮り、庭全体の環境が悪化します。適度な伐採で風通しが良くなれば、他の植物も健康に育ちやすくなります。
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建物や配管への影響:樹木の根が広がると、家の基礎部分や排水管・外構設備にダメージを与える可能性があります。特に根が太く広範囲に伸びる種類の木には注意が必要です。
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新しい庭づくりのため:伐根して更地にしておけば、花壇や芝生の設置、カーポートの施工など新しい外構計画が立てやすくなります。根を残したままだと、土の中で腐敗したり、施工の妨げになることもあります。
- 虫や害獣の発生源になることも:枯れ木や放置された切り株にはシロアリやキクイムシ、カミキリムシといった害虫が住み着きやすくなります。これらは木材を食害するため、家屋への侵入や被害につながるリスクも。伐根して根ごと除去することで、こうした害虫の温床を取り除くことができます。
自分でやる vs 業者に依頼する
【DIYでの伐採・伐根は危険も多い!】
小さな木なら自分でも伐採可能ですが、高所作業や太い木、根が深い場合は専門知識や道具、場合によっては重機が必要です。無理をしてケガをしたり、地中の配管を傷つけると大きなトラブルに発展する可能性もあります。
さらに、伐採や伐根で発生した枝葉・幹・根などの処分も意外と大変です。自治体によっては「一般ごみ」として出せなかったり、量が多いと処分場への持ち込みが必要になる場合も。特に根や太い幹は重くかさばり、一般家庭での処分が難しいことも多くあります。
そのため、安全面・作業効率・処分の確実さを考えると、専門業者にまとめて依頼するほうが安心で手間もかかりません。
【業者に依頼するメリット】
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安全かつスピーディーな作業
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ごみの処分も一括対応
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周囲への配慮(近隣挨拶、騒音対策など)
依頼前に知っておきたいこと
【見積もり時にチェックされるポイント】
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木の本数・大きさ・種類(高さ・幹の太さ)(広葉樹、針葉樹、竹などで処理の難易度が異なる):これによって費用や作業日数が大きく変わります。
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重機の搬入が可能か(トラックが入れるか、重機が使えるか):庭までの通路が狭いと手作業になる場合も。
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根の深さ・範囲(根の張り方、配管・石などの障害物):根の張り具合によって、伐根の難易度が上がります。
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希望仕上げ方法・処分費の有無(整地まで行うかどうか):処分する方法や内容でも異なります。また、一部業者では処分費が別料金の場合もあります。
【費用の目安】
作業内容・木の大きさ・本数・立地条件などにより変動しますが、以下が一般的な目安です。
作業内容 | 費用の目安(1本あたり) | 備考 |
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伐採のみ | 5,000~30,000円 | 木の高さ・太さで変動(例:3m未満は5,000円前後) |
伐根 | 10,000~40,000円 | 根の太さ・深さ、重機の有無で変動 |
撤去・処分費 | 5,000~20,000円 | 枝葉・幹の量に応じて。トラック1台ごとの積載量で計算されることも |
⚠ 注意:
・高所作業が必要な場合は追加料金がかかることがあります。
・重機が入れない狭い場所は手作業となり、人件費が増える場合もあります。
・複数本の同時依頼で割引になるケースもあります。
【まとめ】
庭木の伐採や伐根は、一見シンプルに思えても「切る」「掘る」「運ぶ」という複数の工程が含まれ、実は技術と経験が必要な作業です。「とりあえず切る」ではなく、将来の庭の使い方や安全性を見据えて判断することが大切です。安全第一で、信頼できる業者に相談するのが一番の近道です。費用も条件によって大きく変動するため、まずは現地調査と見積もりを依頼することをおすすめします。
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