こんにちは。南日本ハウスグループの南日本開発㈱【みなみの解体】です
空き家解体数は年々増え続けております。その背景には団塊世代による高齢者増加。また、高齢者による要介護や自宅に住むことが出来ない状況などが増えてきている事や相続登記の必須化など様々加わってきていることです。今回は誰も住まない空き家にしたままの管理がされないときのリスクについてお話します。
空き家を放置すると様々なリスクが発生します。
空き家のリスク
1.資産価値が下がる
2.売買が困難になる
3.倒壊の恐れになる
4.外壁や屋根落下の恐れ
5.害虫発生
6.景観悪化
7.悪臭
8.不法侵入
9.植栽のはみだし
10.隣地境界ブロック塀の倒壊等
1.資産価値が下がる
資産価値とは、土地や建物などの所有権によって持つ経済的価値のことを指します。空き家が放置されることで、その建物や土地の価値が低下し、所有者や地域社会にとってマイナスの影響を与える可能性があります。そのため、放置状態で放置されている空き家は、周囲の景観や犯罪の温床となる可能性があり、地域全体の資産価値を低下させる要因となります。
2.売買が困難になる
資産価値がさがると売却価格もおおきく下がります。市場での需要がさがることがおおきく要因とされます。またその土地を購入しようとする投資家や購買者が資産を購入する意欲が低下する可能性があります。適切なタイミングと老朽化せず資産価値が下がらないうちに売却するタイミングを見極めることが重要です。
3.倒壊の恐れになる
空き家になって管理が行き届かないと空き家の老朽化は急速に進みます。そうなると、建物の経年劣化が進んでいる場合、倒壊の恐れがあります。また、地震や台風などの自然災害が発生した際、空き家は強い衝撃や風圧にさらされるため、倒壊の恐れが高まります。
4.外壁や屋根落下の恐れ
3.と同じように管理が行き届かないと空き家の老朽化が急速に進み、経年劣化にて外壁や屋根が傷み、倒壊の恐れが強まります。自然災害でも被害が大きくなる可能性がある為、近隣の方にもご迷惑をおかけすることにも繋がります。
5.害虫発生
空き家の害虫被害とは、空き家や放置された建物に住み着いた害虫が引き起こす被害のことを指します。これらの害虫は建物内で繁殖し、食害や構造物の損傷、健康被害などを引き起こすことがあります。代表的な害虫にはゴキブリ、ネズミ、シロアリ、ダニ、シラミなどがあります。
空き家の害虫被害は、建物の価値を低下させるだけでなく、周囲の住民にも悪影響を及ぼすことがあります。害虫は感染症の媒介やアレルギーの原因となることがあり、周囲の環境や健康に悪影響を与える可能性があります。空き家の害虫被害を防ぐためには、定期的な清掃や点検、害虫駆除の施策を行うことが重要です。また、空き家を放置せず、定期的に管理や利用をして、害虫が住み着く環境を作らないようにすることも効果的です。
6.景観悪化
空き家の景観悪化とは、建物が放置されている状態で周囲の環境や街並みに悪影響を与えることを指します。空き家が老朽化や崩壊の危険性を増し、外観が荒廃していると周囲の住民や通行人に不安や不快感を与えることにもなります。また、周囲の不動産価値の低下や犯罪の発生率の上昇など、地域全体に悪影響を及ぼす可能性もあります。空き家の景観悪化は地域の魅力を損ない、住環境を悪化させる問題として懸念されます。
7.悪臭
空き家の悪臭問題とは、長期間住人がいない空き家や放置された建物から発生する悪臭が周辺環境や近隣住民に影響を及ぼす問題のことを指します。悪臭は廃棄物の腐敗やカビ、動物の死体などさまざまな要因によって発生することがあり、周囲の住環境や衛生状態を悪化させるだけでなく、健康被害を引き起こす可能性もあります。空き家の悪臭問題は、地域の住民や自治体による適切な対策や管理が必要とされています。
8.不法侵入
空き家への不法侵入問題とは、所有者が放置している空き家や廃墟などに無断で侵入し、不法に滞在する行為のことを指します。このような不法侵入は、周辺住民や地域の安全を脅かすだけでなく、空き家の価値を下げたり、犯罪や事故の温床となる可能性があります。空き家への不法侵入は、所有者や地域社会にとって深刻な問題となっているため、適切な対策が求められています。
9.植栽のはみだし
近隣住民や通行人にとって安全や美観の問題となります。放置された植栽が道路や歩道にはみ出していると、通行する際に邪魔になるだけでなく、歩行者や自転車などの交通の安全を脅かす可能性もあります。また、放置された植栽は荒れて見栄えが悪くなり、近隣住民の不満や苦情の原因となることも考えられます。さらに、植物の成長が放置されると、周囲の建物や施設に影響を及ぼす可能性もあります。
このような問題を解決するためには、所有者に対して管理義務を果たすよう促すことや、自治体が条例や規則を整備して適切な管理を行うよう指導することが必要です。放置された植栽のはみだし問題は、地域の安全や美観を守るために早急に対処されるべき課題です。
10.隣地境界ブロック塀の倒壊等
定期的点検とメンテナンスを行わず放置していると隣地ブロックも雨風にさらされて退化していく材料ですので劣化による倒壊の恐れがでてきます。倒壊した場合の接道に散らばる破片での事故事件や景観の損ないなど第二被害も出る可能性が高くなりますので十分な補強や修理が必要となります。
管理不全空き家や特定空き家として市区町村から指導を受けた建物の持ち主はそれに従わなければ法的措置として土地の固定資産税の軽減措置が受けられなくなる可能性が出てきます。
空き家のリスクを減らす作業
●売却する
建物を解体して更地にして土地を売却すると管理からの解放と固定資産税の支払いが亡くなりますので残った財産も現金化できる可能性が増えます。
●建替えて賃貸として貸し出す
解体する費用の工面をするよりリフォームして賃貸として貸し出せば賃貸料の収入でリフォーム代金を返済していくことも可能です。さらに賃貸として貸し出している間も施主の財産として残りますのでいずれまた活用方法として利用でできます。
●自治体へ寄付・あるいは金融公庫
国に住宅を返還することは、通常、政府が所有する土地や建物を民間所有者に売却する場合や、国が必要とする目的(例えば、公共インフラの建設など)のために民間所有者から土地や建物を取得する場合などに行われます。国に住宅を返還する場合、適切な手続きや契約が必要になるため、関係する法律や規制に従って行われることが重要です。
まとめ
空き家のまま放置しておくことが一番リスク率を向上させてしまいますので放置せず解体できなくともリフォームや建て替え、賃貸など活用できるような方法をさぐり、活用することが最大のリスク軽減となります。さらに所有し続けることで税金の無駄な支払いなどをなくすことも日々の生活の金銭面での節約にも繋がります。少しでも迷っている皆様の手助けお手伝いが出来たらと南日本ハウスグループでバックアップしていきますのでご相談やお見積りのご依頼お任せください。
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