みなみの解体解体コラム見積もり付帯工事費とは

解体コラム

2024.12.16

付帯工事費とは

こんにちは。南日本ハウスグループ南日本開発㈱【みなみの解体】です

解体工事を行う際に必要な、解体作業に関連する付随する工事費用のことです。建物解体費用とは別で解体現場における仮設工事や安全対策にかかる費用解体に伴う廃棄物処理や環境保全に関する費用、解体後の土地整備や再利用にかかる費用などが含まれます。色々ありますので確認していきましょう

解体工事と付帯工事の関係

解体工事と付帯工事費の関係は、解体工事が行われる際に発生する追加費用や周辺の工事費用のことを指します。具体的には、解体工事に伴って発生する付帯工事費用には以下のようなものが含まれます。

1. 周辺の建物や施設への影響を最小限に抑えるための支保工事費用
2. 解体した建物や施設の残骸や廃材の撤去費用
3. 解体工事によって発生するごみや廃棄物の処理費用
4. 解体工事によって生じる地盤の補強や修復費用
5. 建物や施設の解体に伴う付帯工事費用

解体工事と付帯工事費用は密接に関連しており、解体工事を行う際にはこれらの費用も考慮して計画を立てる必要があります。解体工事のみではなく、周辺の環境や建物に対する影響を考慮し、付帯工事費用もしっかりと予算内で計画することが重要です。

 

見積書は付帯工事費も確認

解体工事と付帯工事の関係性を理解したら実際に解体工事を依頼する際、付帯工事(建物本体以外の撤去や解体)を解体業者に依頼する必要があります。
そうなると、当然ではありますが、建物本体の解体費用とは別に付帯工事費用が発生することになります。

見積書の付帯工事費の書き方において気を付けるべき要点の1つは、坪単価が倍以上上がっていないかという点です。特に建物解体費に込みで記載されている場合、その金額が適切かどうかを確認することが重要です。建物解体費が過剰に計上されていると、付帯工事費の総額が膨れ上がってしまい、予算オーバーの可能性が高まります。適切な坪単価を設定し、建物解体費を適正に見積もることが重要です。

付帯工事費を別途で記載することには、メリットがあります。具体的には、支出の明細が明確になり、見積書の内容が透明性を持つことが挙げられます。また、必要な工事や材料のリストが明確になるため、工事の進行状況を把握しやすくなり、トラブルの予防にもつながります。

トラブルにならないためのポイントとしては、見積書の内容を十分に理解し、不明な点があれば遠慮なく質問することが挙げられます。また、契約前に明確な契約書を作成し、必要な条件や細かい取り決めを確認することも重要です。適切なコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことがトラブルを避けるためのポイントとなります。

建物解体以外の撤去しなくてもよいものと、撤去したほうが良いものの基準を判断する際には、その物品や設備が建設工事に影響を及ぼすかどうかを考慮する必要があります。建設工事の進行や安全性に影響を及ぼす可能性がある場合は、撤去が必要となります。一方、建設工事に支障がない場合は、撤去しなくても良いと判断されることがあります。建設工事の計画や設計に基づいて、適切な判断を行うことが重要です。

 

付帯工事費用の目安

建物本体以外に撤去するものがある場合は、付帯工事費用が必要になることを理解することがポイントです。
建物本体のみの解体費用に含まれる書き方の見積もりに関しては、建物の坪単価3万から4万円程度、プラス付帯工事も追加する為、坪単価を引き上げて坪単価6万円から8万円ほどに跳ね上がて見積を提出している解体業者もあることを認識しておく必要があります。これだと付帯工事が細かくない分金額に何の付帯工事が含まれているのか妥当なのか一般の方には判断が難しい場合があります。つまり、坪単価ベースで考えると、付帯工事がある場合とない場合とでは金額の差が倍出ると言うことです。もともと付帯工事が解体費用の総額に含まれている場合でも、あらかじめ坪単価が高く設定されていることがあるので注意が必要です。また、場所や土地状況により坪単価は変動しますので一概に言えないことも追記しておきます。

樹木や庭木に関して

幹の太さによって料金が異なることもあります。幹の大きさによっては重機が変更したり運送車の大きさが変わったりしますので撤去費用も高くなります。また、伐採のみは基本料金のままですが、伐根までする場合は基本料金の1.5倍から2倍プラス費用がかかることがあります。解体業者と施主様で話し合いをすることがポイントです。

ブロック塀の撤去に関して

ブロック塀の撤去費用は、1㎡あたり約3,000円から5,000円程度とされています。廃棄物処理費用は、1㎡あたり約5,000円から10,000円程度となることが多いです。ただし、地域や業者によって異なるため、具体的な見積もりを取得することが重要です。

門扉や倉庫の撤去費用に関して

構造や大きさなどによって違いがあります。門扉の撤去費用目安は、おおよそ10,000円から20,000円程度です。倉庫の撤去費用目安は、畳2畳分の場合、20,000円から40,000円程度となります。ただし、実際の費用は撤去する物の種類や状態、撤去する場所などによって異なる場合がありますので、詳細な見積もりを依頼することがおすすめです。

付帯工事費用を安くするポイント

少しでも費用負担を軽減できるようにポイントを押さえていきましょう。

1.複数業者への見積もり

1. 複数業者への見積もりを取ることは、付帯工事費用を安くするための重要なポイントです。複数の業者に見積もりを依頼することで、価格競争を促し、より価格や工事内容を比較できます。特に建物解体費用に付帯工事費も含まれている場合は、単価でのせずに別途見積もりしてもらうことで、明確な価格設定が可能となります。ただし、安いだけでなく信頼性や施工実績も重要なポイントとして考慮することが大切です。

2.付帯工事の必要か不必要か判断

2. 付帯工事の必要性を見極めることも重要です。庭の木や石、ブロック塀やフェンスなど、残しておいても良いものと撤去しなければならないものがあります。これらの判断基準を明確にしておくことで、不要な付帯工事費用を削減することができます。必要な工事だけを行うことで、無駄な費用を節約することができます。

3.予算基準

3. 予算との兼ね合いも重要です。予算オーバーになった場合、費用削減が必要となります。この際、必要な工事とオプションの工事を見極め、優先順位をつけて削減することがポイントです。また、工事の進行状況や素材選定などで予算オーバーにならないよう、事前にしっかりと計画を立てることも大切です。

4.内部残置物

4. 内部残置物の処理も付帯工事費用を安くするポイントの一つです。施主様自身で処理する場合、注意点や方法を把握しておくことで、業者に依頼するよりも費用を削減することが可能です。ただし、処理方法や廃棄物処分には法令や環境への配慮が必要となるため、しっかりと情報を収集し、適切に処理することが重要です。

付帯工事費用がある場合ない場合の見積をもらっておくことも目安になり参考になります。

見積書をいただいたらcheckしてみてください。

 

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