こんにちは。南日本ハウスグループの南日本開発㈱【みなみの解体】です
築年数が経過した鉄筋コンクリート造の建物にアスベストが含まれているかどうかを心配している方は多いでしょう。今回は、アスベストが存在する場合の対処法について悩んでいる方に解説したいと思います。
鉄筋コンクリート造の建物にアスベストが含まれているかの見分け方
鉄筋コンクリート造の建物にアスベストが含まれているかどうかを見分けるためには、以下の方法を試してみることができます。
1. 建物の年代や築年数を確認する
アスベストが使用された建材が一般的に使われるようになったのは昭和30年代から昭和40年代であり、それ以前の建物にはアスベストが含まれる可能性が高いです。
アスベスト含有率が0.1%を超える製品の製造および使用が全面的に禁止されたのは2006年
2. 外壁や屋根の色や形状を確認する
アスベストは一般的に外壁や屋根材として使用されており、瓦やスレート状の形状をしています。また、アスベスト含有の建材は通常灰色や茶色をしていることが多いです。
3. 建物内部の天井や壁の素材を確認する
アスベストは天井や壁の材料としても使用されていることがあります。アスベスト含有の建材は白色や茶色をしていることが多いです。
商品名が特定できた場合は、製造元の公式ウェブサイトや国土交通省が提供する「アスベスト含有建材データベース」を参照してください。
4. 専門家による調査を依頼する
アスベストの含有量や種類を正確に判断するためには、専門家による調査や診断を依頼することが最も確実な方法です。
専門的な知識・技術がある業者に依頼
建物にアスベストが含まれている場合は、健康リスクを考慮して適切な処理が必要となりますので、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
鉄筋コンクリート構造の建物にアスベストある場合の対応策
・アスベスト含有建材の種類や状態を確認し、専門家に相談します。専門業者による建物内のアスベスト調査を行い、必要に応じて試料を採取して分析する
・アスベストが使われていた建材が劣化している場合や、破損している場合は、専門業者によるアスベストの除去作業が必要です。この際、建物内のアスベストを取り除く際には、適切な作業環境を整え、周囲へのアスベストの飛散を防止するための対策を講じること
・アスベストを含む建材が未使用の状態である場合、専門業者にアスベストを安全に処理してもらうか、適切な方法で保管することが必要です。建材を処分する際には、法令や規制に適合した方法で処分すること
・アスベストが取り除かれた後は、建物内の清掃や換気を行い、建物の状態を定期的に点検し、アスベストの再発生を防止するための対策を講じること
これらに注意し、アスベスト含有建材の取り扱いには専門家の助言を仰ぎ、適切な対処法を選択することが重要です。
鉄筋コンクリートの建物でアスベストが使われている可能性が高い部屋
1. 天井:アスベストは耐熱性に優れているため、天井材として使用されることがあります。特に駐車場等
2. 壁:アスベストが含まれる建材が壁材として使用されている可能性があります。特に機械室・駐車場等
3. 床:アスベスト含有床材が使用されている場合もあります。
4. 配管や断熱材:配管や断熱材にアスベストが使用されている場合もあります。特に空調室・ボイラー室等
建物の築年数やリフォームの有無などによって異なりますので、詳細な情報は建物の管理会社や専門家に相談することをお勧めします。
アスベストレベルによる除去作業方法も確認しましょう。
アスベスト調査・除去費用の目安
分析などのアスベスト調査にかかる費用目安は、50,000~150,000円前後です。依頼先や建物の大きさ、エリアによって異なるので、事前に問い合わせるのがおすすめです。
アスベストの除去工事の費用は、処理面積に応じて異なります。
1㎡あたりの費用目安(アスベスト処理面積)
300㎡以下 20,000~100,000円
アスベスト調査や除去工事に対して、補助金制度を設けている自治体もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
鹿児島市は以下添付しております。
ただし、今年度今月11日で終了しております。また来年度に関しては掲載されておりませんので何か情報が解り次第お知らせしたいと思います。
業者選び
大事なポイントは専門のスタッフを保有している業者を選ぶことです。
日本アスベスト調査診断協会に登録されている者は
一般建築物石綿含有建材調査者
特定建築物石綿含有建材調査者
一戸建て等建築物石綿含有建材調査者の資格を保有している業者を選びましょう。また、それの実績に伴う工事を行っている会社を選びましょう。
さらに重要なのは、どのような調査をし、どのような検査をどこの部分から採取し検査するのかしっかり把握しておくことです。
皆さん、アスベスト調査は今や必須です。解体工事に入る前に必ず飛散し、迷惑をかけることの無いよう、注意して解体工事前の調査をしっかり行うよう心掛けしましょう。
南日本ハウスグループの南日本開発㈱【みなみの解体】は石綿含有建材調査者資格を持っているものが対応しております。現調調査にてどこの箇所のどの部分か目視して場所を決定して皆様にお伝えしながら採取する箇所検査する箇所のご説明をしてから調査も行っておりますので直接お話を聞くことも可能です。
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