みなみの解体解体コラムその他池の解体

解体コラム

2024.11.24

池の解体

こんにちは。南日本ハウスグループ南日本開発㈱【みなみの解体】です
今回は今ではあまり見かけなくなった住宅の庭につくられていた池について解説したいと思います。
現在ではあまり見かけないですけど昔の家では池がある家もありましたよね。なぜなくなってきたのでしょう。

池の歴史

住宅の中に池を持つ歴史は古く、古代ローマ時代や古代中国などで既に存在していました。これらの文化では、池は装飾的な要素として用いられるとともに、水を保持することで涼を取るための機能も果たしていました。日本でも古くから、庭園や建物の中に池を作る文化が存在しています。特に平安時代以降、貴族や武士の邸宅や寺院、茶室などには池が設けられ、その美しさや静けさが評価されました。池には鯉や亀を飼育したり、蓮や菖蒲を植えるなどして、四季折々の風情を楽しむことが行われました。

池の減少理由

住宅に池がなくなってきた理由はいくつか考えられます。

1. 都市化の進展

都市化が進むにつれて、建物や道路などの建設が進み、池が埋め立てられることが多くなりました。都市部では土地の希少性や需要の高さから、池を維持する余裕がなくなってきたと言えます。

2. 環境破壊

池がなくなることにより、その周辺の生態系が破壊されることもあります。池には様々な生物が生息しており、その生態系が破壊されることで生物の減少や絶滅が起こる可能性があります。

3. メンテナンスの負担

池を維持するためには定期的な清掃や管理が必要ですが、それにかかる費用や手間が増えてくると、住宅所有者が維持することを諦めるケースもあります。

 

これらの要因が重なり、住宅に池がなくなってきたと言えます。しかし、最近では環境への配慮やリラックス空間としての価値などから、池を持つ住宅も再び注目されている傾向もあります。
現代の日本でも、一部の高級住宅やリゾート施設などには、庭園やテラスなどに池が設けられています。これらの池は、水辺のリラックス効果や自然との調和を楽しむために設置されることが多いです。また、都市部の住宅でも、モダンなスタイルで池を取り入れたデザインが人気を集めています。

池の解体手順

古い家に設置されていた池を解体する際は、以下の手順に沿って作業を進めることが一般的です。

1. 池の排水:まずは、池の水を完全に排水します。ポンプやバケツなどを使用して、水を汲み出すか、排水口を開いて水を流します。

2. 池周りの植物の撤去:池周りに植えられている植物や草花を取り除きます。根っこまでしっかりと取り除くことで、後の作業がスムーズに進みます。

3. 池の底の土の除去:池の底にたまっている土や泥をスコップやショベルを使って除去します。池の底が完全にきれいになるまで作業を繰り返しましょう。

4. 池の壁面の解体:池の壁面を解体する際は、専用の工具や重機を使用して壁を取り除きます。壁を解体する際には、周囲の建物や植物に配慮しながら作業を進めてください。

5. 池の解体廃棄物の処理:解体した池の廃棄物は、市の指定する方法で処理する必要があります。適切な方法で廃棄物を処分し、環境への影響を最小限に抑えましょう。

以上が、古い家に設置されていた池の解体方法の一般的な手順です。解体作業は専門的な知識や経験が必要な作業ですので、安全を確保しながら作業を進めるようにしてください。また、解体作業に関する法律や規制にも遵守しながら、作業を行うことが重要です。

 

池の解体費用目安

池の解体費用は池の大きさや深さ、周囲の状況にもよりますが、約20万円程度~と思っておいた方が良いようです。

池解体して更地のみの場合はさほど解体費用と変わりないのですが、駐車場にする場合などは解体費用にプラス

砂利舗装は5万~10万(2台用として)

コンクリート舗装の場合は30万~40万(2台用として)土地の整地や舗装に費用が必要になってきます。

池を埋めてウッドデッキにする場合の費用目安は、池解体費用プラスにウッドデッキの材料や施工費が発生しますので、50万円から数百万円程度です。

また、 池の解体以外の庭木・庭石の撤去伐採費の費用目安は、庭木や庭石の種類や数によって費用が変わりますが数万円から数十万円程度追加となります。

池の解体にかかる期間

池のサイズや状態によって異なりますが、通常数日から数週間かかることがあります。解体作業は慎重に行われ、水や生物を適切に処理しながら進められるため、時間がかかることがあります。また、解体後の土地の処理や再利用計画にも時間がかかることがあります。

 

まとめ

池の広さにもよりますが、池の解体したあとの活用も幅広く利用できる可能性がありますので池の撤去処分される方はぜひお見積もりやご相談をされてみることもよいでしょう。

しっかり池の管理やメンテナンスを行う事ができれば生活にゆとりや癒しをくれる池。住宅に池があることは素晴らしいことです。

ですが、管理体制が難しい場合は撤去解体もお勧めします。生活のスタイルに合った土地活用をまた新たにお考えの方や池撤去処分でお困りの方、
その時は南日本ハウスグループ南日本開発【みなみの解体】までご連絡お待ちいたしております。

 

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