解体コラム

アスベストの使用場所

こんにちは。南日本ハウスグループの南日本開発㈱【みなみの解体】です

以前アスベストによる被害についてコラムを書かせていただきました。今回は建物でアスベストがどこに使用されていたかを深堀りしていきたいと思います。

 

アスベストが最も使用されていたもの

アスベストの使用場所として一番多いのは建築材料であり、特にアスベストセメントが一般的です。アスベストセメントは、屋根材、壁材、床材、パイプ、断熱材など、さまざまな建築材料に使用されています。その他にも、自動車部品や電気機器、船舶、鉄道車両など、さまざまな産業製品にもアスベストが使用されていましたが、現在では安全性の問題からその使用は規制されています。

 

アスベストの使用は日本を含む多くの国で規制されており、建材にアスベストを使用することは禁止されています。

 

しかし、過去に建設された建物や古い建材にはアスベストが含まれる可能性があります。そのため、建物の改修や解体などの際にはアスベスト対策が必要とされています。現在の建材にはアスベストが使用されていないとされていますが、定期的な確認や管理が必要です。

 

アスベストの代わりに建材に使用されるように普及した建材

アスベストの代替として使用される建材には、以下のようなものがあります。

1. グリーンボード：防水性の高い壁板で、湿気の多い場所や浴室などに適しています。

2. ガラス繊維製品：アスベストの代わりにガラス繊維を使用した断熱材や耐火材が開発されています。

3. セメントボード：石灰やセメントを主成分とした建材で、防火性や耐久性が高いため、アスベストの代替として使われています。

4. スチールフレーム：木材やアスベストを使わず、鉄骨を使って建物の骨組みを作る方法もあります。

これらの建材はアスベストよりも安全で環境に優しいものとして、徐々に普及しています。

 

建物造でアスベストが多く使用されている個所はどこか

1. 屋根

アスベストは耐久性が高く、防水性に優れているため、屋根材としてよく使用されていました。

2. 天井

アスベストは断熱性や防音性にも優れているため、天井材としても使用されていました。

3. 壁

アスベストは耐火性が高いため、防火壁や耐火壁として使用されていました。

4. 通気ダクト

アスベストは耐熱性や耐久性が高いため、通気ダクトの材料としても使用されていました。

5. 階段手すり

アスベストは耐久性が高いため、階段の手すりや手摺として使用されていることもあります。

 

アスベスト対象調査基準

延べ床面積が80㎡を超える解体工事とあるが、解りやすくいうと和室畳６畳分が2部屋にキッチンや廊下などを含んだくらいの大きさです。

2006年９月以前に建てられた家は注意して必ずアスベスト調査を行ってもらいましょう。

 

アスベスト調査員

アスベスト調査員は、建築や環境衛生に関する専門知識を持つ人々です。彼らは建物や施設内のアスベストの有無や量を調査し、適切な処理や除去方法を提案する役割を果たします。また、アスベスト関連のリスク評価や管理計画の策定も行うことがあります。彼らは安全な作業環境を確保し、アスベストに関する法律や規制に従って作業を行うことが求められます。

 

まとめ

私たち南日本ハウスグループの南日本開発【みなみの解体】では石綿含有建材調査者も在籍しておりますのでご対応可能となっております。
もし、お住まいや相続された建物で2006年９月以前の建物でご心配の際はアスベスト調査だけも受け付けておりますのでご相談お待ちいたしております。

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