こんにちは。南日本ハウスグループの南日本開発株式会社【みなみの解体】です
解体工事の際、解体する場所での近隣住民へのお知らせ、ご理解など段どりを組んで進めていくことになりますが、あらゆる問題が想定され、発生する可能性があります。
できる限り、問題が発生しないように努めていくためにどういった問題が発生することがあるのか確認していきましょう。
トラブルの種類
1 騒音
解体工事に伴う騒音問題は、周辺住民や近隣施設に多大な影響を与える可能性があります。特に大規模な解体工事や夜間の作業など、騒音が避けられない状況では、以下のような具体的な問題が発生することが考えられます。
【外部騒音】
解体工事に使用される機械や重機の作動音、建物の崩壊音、工事現場での作業音など、周囲に大きな騒音を発生させることがあります。これにより、周辺住民や近隣施設の生活や業務に支障が出る可能性があります。
【振動騒音】
解体工事による建物の崩壊や地下の掘削など、地面に与える振動が原因で振動騒音が発生することがあります。これにより、周辺建物や施設の損傷や住民の不安感が生じる可能性があります。
【長時間作業】
解体工事は通常、日中や夜間を問わず長時間にわたって作業が行われることがあります。特に夜間の作業は、住民の睡眠を妨げることがあり、健康被害や生活環境の悪化を引き起こす可能性があります。
2 振動
【 亀裂 】
解体作業中に発生する振動が周囲の建物や構造物に影響を及ぼし、亀裂が入る可能性があります。
【悪影響】
解体作業に伴う騒音や振動が周囲の住民に影響を及ぼし、健康や生活環境に悪影響を与える可能性があります。
【地盤沈下・変形】
解体作業による振動が地盤に影響を及ぼし、地盤の沈下や変形が発生する可能性があります。
3 ほこり・粉塵
【健康被害】
解体作業中に発生するほこりや粉塵には有害物質や有害微粒子が含まれており、呼吸器系や皮膚に悪影響を及ぼす可能性があります。特に長時間の作業や密閉された空間での解体作業は、健康被害が懸念されます。
【環境汚染】
解体作業中に発生したほこりや粉塵が周囲の環境に飛散することで、大気汚染や土壌汚染を引き起こす可能性があります。特に風向きや気象条件によっては、広範囲に影響を及ぼすことがあります。
【建物や構造物への損傷】
解体作業によって発生する振動や衝撃が周囲の建物や構造物に影響を与えることで建築物の損傷や崩壊のリスクが高まります。特に密集した市街地や古い建物の解体では、周囲の環境に慎重な配慮が必要です。
4 駐車問題
【利用制限】
駐車場が一時的に使用できなくなる場合があり、利用者が駐車場を利用できない状況が生じることがあります。
【アクセス制限】
駐車場へのアクセスが制限されることで、駐車場に車を停めることが困難になる場合があります。
【道路閉鎖】
道路が一時的に閉鎖されることで、通行が制限されるため交通渋滞や迂回路の混雑が発生することがあります。
【駐車スペースの移動】
駐車スペースが移動する場合があり、利用者が駐車場の位置や利用方法に変更を余儀なくされることがあります。
5 工事期間
【延長される場合】
予定よりも工事が長引くことで、周囲の住民や店舗への影響が大きくなるため、トラブルが生じる可能性があります。
【短縮される場合】
逆に、工事期間が短縮された場合は、工事の品質や安全性が損なわれる可能性があります。
【工事期間の変更に対する不満】
予定されていた工事期間が変更された場合、関係者や住民から不満の声が上がることがあります。
6 工事費用
【支払拒否】
解体工事が完了した後に、施主が支払いを拒否するケースがあります。施主と解体業者の間で契約内容や支払い条件が明確でなかった場合に起こりやすいトラブルです。
【追加請求】
解体工事が進行する中で、追加工事や費用が発生した場合に、解体業者が追加請求を行うことがあります。これに納得する内容の理解が得られなければトラブルが発生することがあります。
【施工品質・工期】 解体工事の品質や工期が予定通りでない場合、施主と解体業者の間でトラブルが起こることがあります。品質が不十分だったり、工期が遅れたりすると、施主側から不満やクレームが出る可能性があります。
【解体中の事故やトラブル】解体工事中に施主や近隣住民に対する被害やトラブルが発生することもあります。解体業者が工事を適切に行わず、安全対策が不十分な時、事故やトラブルが起こる可能性があります。
7 施工時の損害
【隣人の境界塀や建物の損害】
解体作業中に不慮の事故が起こり、隣人の境界塀や建物が破損することがあります。
【振動による損害】
解体作業に伴う振動が原因で、隣人の建物や施設にヒビや、損傷が生じることがあります。
【騒音や振動による影響】
解体作業による騒音や振動が原因で、周辺住民や施設に影響が及ぶことがあります。
【周辺環境への影響】
解体作業による埃や廃棄物の飛散、地下水や土壌への影響が周辺環境に及ぶことがあります。
8 害虫
【巣撤去による被害】
建物内に巣を作る害虫(シロアリ、ゴキブリ、ネズミなど)が解体工事現場から逃げ出し、周囲の建物に侵入することで被害を引き起こします。
【作業中の妨げ】
解体工事中に建物の内部に巣を作っていた害虫が騒動を引き起こし、作業の妨げとなります。解りやすい例として蜂の巣等、気づかず工事を始めて襲撃(刺された)等があります。
【巣材や餌求めての移動】
解体工事現場から餌や巣材を求めて周囲の建物に侵入する害虫が増加し、建物の被害が拡大する。
【騒音や振動による影響】
解体工事現場での騒音や振動によって、害虫が騒動を引き起こし、作業の妨げとなることがある。
トラブルへの対処法
騒音や振動については、
事前に近隣住民への周知や工事時間の調整、防振材の使用などの対策を行うことが重要です。
ほこりや粉塵については、
散布防塵シートや水をまくなどの対策を行い、周囲への影響を最小限に抑えることが重要です。
駐車場や工事期間については、
事前に十分な準備と調整を行い、近隣住民や関係者とのトラブルを避けることが重要です。
費用や解体場所外の損害については、
契約内容や保険について確認し、迅速な対応を行うことが重要です。
害虫については、
適切な駆除や防除対策を行い、周囲の住民や関係者に影響を与えないようにすることが重要です。
施主・近隣住民・解体業者との関わり方・心構えや準備
施主とは、工事内容やスケジュール、予算などについて十分なコミュニケーションを取り、トラブルを未然に防ぐことが重要です。
近隣住民とは、解体工事による影響や不安について十分な説明や配慮を行い、円滑な関係を築くことが重要です。
解体業者とは、信頼できる業者を選定し、事前に細かな打ち合わせや確認を行うことで、トラブルを回避することが重要です。
解体時のトラブルを最小限に抑えるためには、事前の準備や周囲とのコミュニケーションが欠かせません。
適切な対処法や心構えを持ち、解体作業を円滑に進めることが重要です。
トラブルになった時の対応
まずは冷静に状況を把握しましょう。トラブルの原因や背景をしっかり把握した上で、感情的にならず、客観的な視点で早急に状況を理解することが大切です。トラブルの原因を明確にし、関係者とのコミュニケーションを密に取り、誤解や誤解を解消する努力を行うことも重要です。それでも、トラブルが多きるなるようであれば、専門家の意見を聞き、適切なアドバイスを受けることで解決策が見つけやすくなります。
それでもトラブルが解決しない場合は、法的措置を検討することも一つの手段です。契約書や関連する法令を確認し、適切な手続きを行いましょう。
まとめ
トラブルはどんな工事であっても、あらゆるところで問題は発生する可能性はありますが、まずはトラブルが発生しないための工事前の調査やダンドリや挨拶・説明・書類の確認など細かく共有し、把握することが重要であるということです。
更に、工事期間(前後も含めて)、近隣住民とのコミュニケーションを図り、問題が発生しないように声に耳を傾けいち早く対応する姿勢が求められます。
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