ついこの間まで「満開だね」と見上げていた桜の花も、気がつけばすっかり葉桜に。
季節の移ろいは本当にあっという間ですね。
そんな桜の後を引き継ぐように、今度は道路わきやお庭の一角に、色鮮やかなツツジの花が顔を出し始めています。
白、ピンク、赤、そして濃い紫――まるで絵の具をこぼしたように、あたりをふんわりと彩ってくれています。
車を走らせていても、信号待ちの合間にふと目に入るツツジの鮮やかさに、ついほっとした気持ちになるのは、私だけではないはず。
春の終わりと初夏の訪れをそっと知らせてくれる、季節のやさしいバトンタッチですね。
日々の忙しさのなかで、ほんの一瞬でも自然の彩りに目をとめる時間を持てることに感謝しながら、今日も心穏やかに過ごしたいものです。