2月は、受験シーズン生にとっても、その家族にとっても緊張とプレッシャーが高まる時期。寒さや疲れも重なり、心がふさぎがちになることもありますよね。
そんなときこそ、心を軽くする「魔法の言葉」が役立ちます。言葉には不思議な力があり、たった一言で気持ちが前向きになったり、不安が和らいだりします。今回は、受験生やそのご家族が少しでもホッとできる言葉と、自宅でできる簡単なリラックス法をご紹介します。
1. 受験生に届けたい魔法の言葉
自分らしさを大切にすることは、緊張を和らげる一番の鍵です。どんなに不安でも、積み重ねた努力は必ず結果につながります。受験当日は、すべてを出し切るために、緊張をほぐす事も大切です。受験は通過点。視野を広げることで、不安をやわらげることができます。
「今まで頑張ってきてすごいね。ちゃんと力になってるよ。」「ここまでこれたことがすごいよ。あとは流れにまかせて。」「試験はあなたのすべてじゃない。未来はいくらでも広がってるよ。」
2. 親御さん自身のための魔法の言葉
子どものために一生懸命になるのは素晴らしいことですが、親も無理せず自分をいたわる時間が必要です。焦る気持ちを落ち着けて、お子さんを温かく見守ることが大きな支えになります。
お子さんがここまで努力してきたことを思い出し、誇りに思いましょう。シンプルですが、息を整えることで心も落ち着きます。長い人生の中で、受験はほんの一部。お子さんの可能性を信じてあげてください。
「親もがんばりすぎなくて大丈夫。」「信じて見守ることが、一番の応援。」「結果よりも、これまでの過程が大切。」「ちょっと深呼吸しよう。」 「どんな結果でも、未来は明るい。」
自宅でできる、心をほっこりさせる方法として
温かい飲み物(ココアやハーブティー)など、甘くて優しい香りの飲み物はリラックス効果抜群です。また、好きな音楽を流してみるのもいいでしょう。お気に入りの曲を聴いて家事などすると捗ります。また、キャンドルやアロマを焚いてみるのもは、不安を和らげ、リラックスさせてくれます。(ラベンダーや柑橘系の香りはお勧めです)
そして、軽いストレッチで肩を回したり、腕を伸ばしたりすると緊張も解けてすっきりします。そして、受験まで一緒にがんばってくれたお子様にお疲れ様とありがとうを伝えましょう。
親御さんからのありがとうはお子様の心に温かい気持ちで届きます。そうするとお子様も親御さんに感謝し、心も軽くなりお互いが和むという相乗効果も生まれることでしょう。
受験は人生の中の一つの節目ですが、それがすべてではありません。どんな結果になっても、大切なのはそこからどう前を向くか。心を軽くする言葉を大切にしながら、一歩ずつ進んでいけますように。ご家族みんなが、穏やかに過ごせる時間を持てますように。そして、受験を終えたあと、「よくがんばったね」と笑顔で言える日が来ることを願っています。今日も、自分に優しい言葉をかけてみてくださいね。